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腸内フローラを悪化させるストレスや食べ物などの生活習慣
2018/10/24
腸内フローラは、善玉菌3:悪玉菌1:日和見菌6のバランスに近づけることで、腸内環境を整えることにつながります。一方で、ストレスや食べ物などの生活習慣によっては、悪玉菌が増えてしまい、腸内フローラを悪化させてしまいます。
画像提供元「写真AC」
■腸内フローラの悪化につながる6つの生活習慣
腸内フローラの悪化につながる生活習慣には、以下の6つがあります。
・肉類の多い食生活
・揚げ物の多い食生活
・合成保存料や抗生物質
・小麦グルテン(グリアシン)
・便秘やトイレを我慢する習慣
・ストレス
◆肉類の多い食生活
腸内フローラを悪化させる原因のひとつに、「肉類の多い食生活」があります。肉に含まれるタンパク質は、筋肉や臓器を維持する作用を持ちます。それと同時に、悪玉菌の増加を手助けする働きもあります。
特に悪玉菌のウェルシュ菌やディフィシル菌は、肉類など動物性のタンパク質を分解することで、有害物質の生成を促します。そのため、糖質制限ダイエットなどで肉類を多く摂る人は注意が必要です。
◆揚げ物の多い食生活
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ラードなどの動物性脂肪や、揚げ物の多い食生活も、悪玉菌を増やし、腸内フローラの悪化へと導きます。脂肪を分解する際に、通常よりも多くの胆汁酸が作られます。生成された胆汁酸のうち5%は、2次胆汁酸と呼ばれる発ガン性物質へと変貌します。
◆合成保存料や抗生物質
加工食品の摂りすぎは、腸内フローラの悪化につながります。加工食品に含まれる合成保存料は、腸内の菌を抑制する作用を持ちます。そのため、腸内の細菌のバランスを崩す可能性があります。抗生物質は、腸内の病原菌を退治する一方で、善玉菌も減少させてしまいます。
◆小麦グルテン(グリアシン)
腸内フローラの悪化には、グリアシンと呼ばれる小麦グルテンも関係しています。グリアシンは、主に外国産の小麦に含まれるタンパク質です。グリアシンは腸壁を傷つけることから、炎症を起こすケースがあります。
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◆便秘やトイレを我慢する習慣
便秘やトイレを我慢する習慣も、腸内フローラを悪化させます。便が大腸内にとどまることができるのは、12時間から48時間です。それ以上便がとどまると、腸内で腐ってしまい、悪玉菌を発生させてしまいます。
それから、トイレを我慢しすぎると、直腸の動きが制限され、便意が起きなくなることも考えられます。
◆ストレス
ストレスは、腸内フローラの悪化の原因にもなります。ストレスによって、交感神経が活発になりますと、副腎皮質ホルモンやアドレナリンが分泌され、腸内の悪玉菌の増殖を促します。
■まとめ
腸内フローラを悪化させないためには、野菜や果物、海藻や豆類などを取り入れた食生活がおすすめです。ストレスを上手に緩和させるようにしましょう。
参考文献:「老けないオーガニック」